テレワークのメリット・デメリットと、向いている人の性格とは?

テレワーク開始の経緯

この記事は、MMJのシステムエンジニア・プログラマーの求人に応募しようかな?と考えている方に向けて書いています。2020年の5月に転職、中途入社しました井上です。
入社したのが緊急事態宣言中ということもあって、コロナウイルス対策として、入社初日から半年間ずっとテレワークが続いています。
最初は少しコミュニケーションについての不安もありましたが、オンラインチャットやミーティングツールを使ってリアルタイムコミュニケーションができるので、何の支障もなく仕事を進めることができています。便利な時代になりましたね。
元々弊社は、テレワークへの取り組みが進んでいて、コロナ以前にも、テレワークをしている社員が多数いたとのこと。そしてコロナ以降は、ほぼ全員がテレワーク中です。
私はエンジニア・プログラマーではないのですが、マーケッターとして入社してから半年間、MMJの社員として在宅勤務を続けてきた中で感じた、テレワークのメリット・デメリットと、テレワークに向いている人・向いていない人の性格分析についての考察をご紹介します。
エンジニア・プログラマーとは多少視点が違う部分もあるかもしれませんが、求人応募の際のご参考になさってください。

MMJのテレワークの業務環境

MMJのテレワークの業務環境

ではまず、自宅での仕事がどんな感じになるのかイメージして頂くために、MMJの基礎的な業務環境をご紹介します。

★メールの送受信

自宅のパソコンで、会社のメールアドレスでの送受信をすることができます。

★アプリケーションの利用

マイクロソフトのビジネスアプリ「Teams」を導入しているので、エクセルやワード、パワーポイント等のソフトを、自宅のパソコンでもストレスなく使うことができます。

★ファイルの共有

クラウド上でファイルを共有でき、編集・ダウンロードもできます。

★社内コミュニケーション

Teamsのビジネスチャットツール機能を使って、社内のメンバーとリアルタイムでチャットができます。通話したければ、クリック1つでビデオ通話も可能。また、全員のスケジュールの確認や、休暇の申請、給与明細のダウンロード等も、全てオンラインで可能です。業務連絡は、Teamsで「LINE」の様なポップアップ通知が来ます。

★ミーティング

オンラインミーティングツールを使って、全く支障なく社内や社外との打ち合わせが出来ます。毎日の社員全員での全体朝礼もオンラインでやっていますし、画面共有も簡単にできるので、資料を見せながらプレゼンしたり、参考になるサイトを見てもらったり等もスムーズにできます。


これだけのことができるので、特に不便さを感じたことはありません。まぁ強いて不便さを挙げるとすれば、プリンターがないと印刷ができないことぐらいですね。ただ、私の場合は個人的に家庭用のプリンターを持っているので、印刷も問題ありません。
では続いて、この会社で実際にテレワークをやってみて感じたメリットとデメリットを紹介したいと思います。

テレワークの3つのメリット・デメリット

メリット

テレワークのメリット

  1. 1.通勤時間が無い
  2. 2.集中を遮断する外的要因が無いので集中できる
  3. 3.平日に私用をすませられる

1.通勤時間が無い

何と言っても、とにかくこれが最大のメリットでしょう。私の場合、前職では往復2時間かけて通勤していましたが、それが0分になったのです。1日2時間×平日5日=週10時間もの自由時間が生まれたのです。
おかげで、満員電車に長時間揺られるストレスは無くなり、趣味や読書、スキルアップのための勉強など、人生をレベルアップするために多くの時間を使うことができています

2.集中を遮断する外的要因が無いので集中できる

オフィスで勤務していると、電話が鳴ったり、来客があったり、まわりの話し声がガンガン聞こえてきたり、上司や同僚に何かを頼まれたりと、集中を途切れさせる要素が山ほどあります。
その点、自宅なら、自分のペースで思いっきり集中して仕事ができます。もちろんまわりに人やペットがいなくて、静かな部屋であることが前提条件ですが、私の場合は1人暮らしでペットもいない非常に静かな部屋ですので、誰にも邪魔されることはありません。

3.平日に私用をすませられる

勤務時間の前後や休憩時間を使って、平日の日中にしかできない私用をすませることができます。例えば役所・銀行での手続きや、クリーニングの受け取りもできるし、お子さんの送り迎えや、簡単な診察なら病院に行くのも可能でしょう。
配達時間を気にすることもなく、いつでも宅配便の受け取りができるのも嬉しいポイント。平日に自宅周辺で私用をすませられるのは、大きなメリットです。

デメリット

テレワークのデメリット

  1. 1.仕事の環境を整えるのが難しい
  2. 2.会社の備品が使えない
  3. 3.メンタルヘルスの維持が難しい

1.仕事の環境を整えるのが難しい

まず最低限、パソコン、モニター、インターネット接続環境、作業に支障がないテーブル、長時間座っていても疲れないイスが必要です。それから、家族やペットと同居している場合は、仕事を邪魔されない環境をどうやって作るかという課題もあります。
私は犬が大好きなので、もし犬を飼っていて甘えてこられたら、とても仕事は手につかないと思います😅
お子さんがいる場合も、苦労が多そうです。

2.会社の備品が使えない

オフィスにいれば、コピーやプリンター、電話、FAXなど、自由に使うことができますが、自宅の場合はそうはいきません。例えば、印刷したいけどできない、仕事の電話をしたいけど自腹でスマホでかけるしかない、といったことになります。
もちろん、会社にお願いして、支障がないようにする方法もありますが、オフィスにいる時のように簡単には行きません。

3.メンタルヘルスの維持が難しい

メンタルヘルスとは精神面の健康のこと。家族と同居しているなら大丈夫だと思いますが、1人暮らしの場合、孤独感との闘いが必要です。オフィスで仕事していれば、周りに多数人がいますし、会話する機会もたくさんあります。一緒に昼食に行ったり、電話や会議に出たり、人と触れ合う機会がたくさんあるので、気分転換にもなります。
しかし1人暮らしの場合は、ずっと部屋にこもりっきりで、1日中、誰とも会わず、会話もしない、という日もあります。いる場所もずっと変わらないわけですから、プライベートと仕事のオンオフの切り替えや、気分転換が難しいと言えます。


このように、メリットとデメリットの両面があるテレワークですが、どんな人がテレワークに向いているのか?実際に経験してみて分かった、テレワークに向いている人、向いていない人についての考察を書きたいと思います。

テレワークに向いている人

テレワークに向いている人

1.仕事に適した環境を作れる

落ち着いて仕事ができる環境を用意できれば、すごく集中して仕事に取り組むことができるので、能率と生産性が上がります。

2.文章でのコミュニケーションが苦にならない

メールやチャットツールでのやり取りが多くなるので、文章で円滑なコミュニケーションができることが必要です。

3.孤独に強い

「1人でいる時間を楽しめる」「誰にも邪魔されずに没頭できる仕事が好き」といったタイプの方は、非常に向いています。

4.自己コントロール力が高い

テレワークは、業務内容や時間配分を自分でコントロールする必要があります。自分でスケジュールの作成・管理や、欲望をコントロールできる自制心がある人は、オフィスにいる時のような外的要因に邪魔されることなく、自分の思いのままに仕事をすることができます。

テレワークに向いていない人

テレワークに向いていない人

1.仕事に適した環境を作れない

静かな部屋、仕事に集中できる環境が用意できないと、能率と生産性が大きく落ちますので、成果を上げることは難しいでしょう。

2.文章でのコミュニケーションが苦手

メールやチャットツールを使ったコミュニケーションが多いので、文章を書くのが苦手だったり、「話した方が早い」と思っているタイプの人は辛く感じるでしょう。

3.孤独に弱い

「長時間1人で過ごすのは耐えられない」「少人数よりも大人数でいた方が楽しい」といったタイプの方は、あまり向いていないと言えます。

4.自己コントロール力が低い

自分でスケジュールが立てられなかったり、他人の指示がなければ動けないタイプ、誘惑にすぐ負けてしまうタイプ(例えば、ついテレビを見たりゲームをやってしまう)は成果が出せなくなりますので、テレワークはしない方がいいです。

テレワークに向いている性格とは?

内向型

人は大きく分けて、「内向型」と「外向型」に分かれます。この考え方は、およそ100年前にスイスの精神科医・心理学者のカール・グスタフ・ユングが提唱したものです。貴方はどちらのタイプですか?

内向型の人の特徴

  • ★グループよりも1対1の会話を好む
  • ★人が多い場所に長時間いると疲れる
  • ★1人で作業に没頭することが多い
  • ★集中して考える時間が長い
  • ★会話よりも文章で伝える方が得意

外向型の人の特徴

  • ★小人数より大人数でいる方が好き
  • ★初対面の人とすぐ仲良くなれる
  • ★1人ぼっちには耐えられない
  • ★人の話を聞くより、自分の話をするのが好き
  • ★文章よりも会話で伝える方が得意

もちろん、全人類の性格が綺麗に真っ二つに分かれるわけではないので、「どちらかと言えば外向的」とか、「時には内向的だけど、時には外向的」といった色んなパターンがあると思います。
ですので、明確な分類にこだわる必要はありませんが、実はテレワークに向いている人の特徴は、内向型の人の特徴と一致する部分が非常に多くなっています。つまり簡単に言うと、テレワークに向いているのは内向型、向いていないのは外向型です。
ちなみに私は、典型的な内向型です。グループよりも1対1の会話が好き、会話よりも文章で伝える方が得意で、人が多い場所に長時間いると疲れます。そして、テレワークはまさに最高の仕事環境だと感じています。
電話や不意の来客、まわりの会話で思考を中断されることもなく、超集中状態で仕事ができるので、すごく充実した日々を過ごしています。「フロー」に入って、あっという間に1日終わっていることが多いのも良い点です。
「フロー」とは、アメリカの心理学者 ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念で、「何かに夢中になっていたら、あっという間に時間がたってた」という感覚になるほど没頭した状態になることです。
仕事でその状態に入ることができると、この上ない充実感を得ることができます。人が多くいるオフィスでは、「フロー」に入るのは至難の業。ガンジー並みに修行を積まないと無理でしょうw。
内向型にとっては良いことが多いテレワークですが、注意すべきはメンタルヘルスの維持です。あまりに孤独になりすぎると、精神的に病んでくる可能性もあります。
ちなみに私の場合は、孤独になりすぎないよう、毎日朝のウォーキングをしたり、夜に誰かと飲みに行ったり、休日にはレジャースポットに出かけるなどの対策をしています。

まとめ

テレワークまとめ

テレワークは、内向型で、仕事に集中できる環境が作れる人が、孤独になりすぎないように注意して気分転換しながら仕事をしていけば、最高のパフォーマンスを発揮できます。
もちろん人によって多少違いがあるので、内向型の人の中でもテレワークに向き・不向きはあります。「向いていない人」に当てはまる方は、テレワークは避けた方が良いです。
そして、外向型の人にはテレワークはおススメしませんが、もし外向型の人がテレワークをしなければならない場合は、マメに誰かと会話する機会を作ったり、カフェや公園など、人が多い場所で仕事する等の工夫をした方が良いでしょう。

MMJのエンジニア・プログラマーはテレワーク可

エンジニア

内向型の人は、性格的にシステムエンジニアやプログラマーに向いていると言われています。エンジニアやプログラマーは、「パソコンに向かって1人で集中して考えながら、長時間コツコツ作業を進める」という職種ですので、まさに内向型にピッタリの仕事です。
内向型の人はテレワークにも向いている可能性が高いので、もし貴方が「内向型でエンジニア・プログラマー志望」なら、テレワークははまさにうってつけの仕事環境かもしれません。
テレワークに「向いていない人」はオフィスで仲間と一緒に仕事をした方が良いですが、「向いている人」にとってはテレワークは最高の働き方です。ぜひ、貴方に合った働き方を見極めてください。
MMJでは、システムエンジニア・プログラマーを募集しています。スキルや業務内容を鑑みて適切だと判断された場合は、テレワークを選択することも可能ですので、貴方の希望に合った働き方を実現できる環境が整っていますよ。
興味がある方は、求人にご応募お待ちしています!

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