バーチャルオフィスにオンライン会社訪問mmj blog

デザイナ/広報 松本
デザイナ/広報 松本
2018年07月02日


(写真は、現実の京都オフィスの様子)
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若干カオス感が漂うブログタイトルですが、今回はリモートワーク改善にむけた取り組みの話です。
広報・デザイナの松本です。

mmjは社員の約4割弱がリモートワークで、10年間フルリモートワークで働き続けているエンジニアもいるなど、リモートワークの実績はかなりある方だと思っていますが、最近では新しいリモートワークメンバーがさらに増えてきたことや、リモートワークを希望するポテンシャル採用エンジニアの受け入れは可能か?など、リモートワークについて話し合ったり、より良い体制にしていくための模索を行っています。

さてそんな流れの中、4月にチーフQAエンジニアとしてmmjに参加した福田(彼女もフルリモートワーク)の紹介によって、社員全員がフルリモートワークという株式会社ソニックガーデン代表取締役社長の倉貫様にお話を伺う貴重な機会を頂いたので今回ご紹介したいと思います。
つながりってすごい!

ソニックガーデンさんは、エンジニアならご存知の方も多いかもしれませんが、納品のない受託開発、採用に半年以上かける、物理オフィスを捨てる、など普通の企業にはなかなか真似のできない数々のユニークな取り組みを行っているシステム会社さんです。

ソニックガーデンさん流のフルリモートワークは「バーチャルオフィスへの論理出社」スタイル
(字面のインパクトがすごい…)

オンライン上にあるバーチャルオフィスにログインすることで「論理出社」して、勤務中は全社員がそのバーチャルオフィスに接続したままで仕事を進めているといいます。

今回そのバーチャルオフィス(Remottyという専用サービスを自社開発されています)に、オンライン会社訪問をさせていただくことになりました。具体的に説明すると、バーチャルオフィスの様子をリアルタイムにリモートミーティングで覗いてみるという体験です。


これが実際のオンライン会社訪問の様子(プライバシーに配慮してバーチャルオフィスはぼかしています)

以下、倉貫さんに伺った話から感じたまとめです。
必ずしも倉貫さんのおっしゃった正確な言葉通りではありません。


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バーチャルオフィスに出社すると、みんなの顔が見えるのでその人の所在・不在がすぐに分かる。
周りの人が真剣な顔をしているのが見えると、それだけで孤独じゃない。いまいち気分が乗らない時にも、仕事モードに入りやすい。

逆に顔が見えていないと、コミュニケーションが怖くなるし、今では顔を出さないやり方は考えられない。
いわゆる普通の文字だけのチャットで運用をしていた時もあったが、コミュニケーションが崩壊しかけた事もある。顔が見えていることが圧倒的に大切。

相手の顔が見えるというのは、理屈を超えて人間としての本能的な安心感につながっている。

バーチャルオフィスに出社すると、昼になると人はいっぱい。
夕方になると人が減っていくので「あ、自分も終わろう」と思える。
場所が同じであることよりも、同じ時間帯にみんなが働いていることの方が大事。

リモートだけに限らず、コミュニケーションを取る際の大事なポイントとして、お互いのコンディションを対等にしておく事がある。リモートワークでよくあるケースとして、数人がリモート接続、残りのスタッフは実際の会議室に集まっている、といったようにコンディションが対等ではない場合に、会議室での会話の流れにリモート接続のメンバーが付いていけなくて寂しい思いをするなど、辛さが生まれてしまう。対等なコミュニケーションのためには、参加者全員の条件を揃えることがとてもとても大切。

ソニックガーデンが物理オフィスを捨ててフルリモートワークに移行した際、物理オフィスでは自然発生していた雑談が起きなくなった。誰が今いて、誰がいないのかすらわからない。物理オフィスがあれば勝手に発生する雑談は、リモートでは自然発生しない。非常な不安を覚えた。

だから一番真剣に取り組んだのは、雑談を生み出すこと。
雑談がバーチャルオフィス上で生まれるようになると、誰もがその雑談を見られる分、現実世界の雑談よりも社内の風通しがよくなった。

雑談を活性化させるための工夫はいろいろしている。
たとえば仕事の邪魔にならないようにと「雑談専用の場所」を作ってしまうと、この話題はどっちに書いたらよいのか、など迷いや判断が必要になってしまい面倒くさくなる。人は面倒なことはしないので、場所は分けずに雑談ができるようにするなど。


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(他にもいろいろなお話を伺いましたが、気になった部分を抜粋して書いています)

実際にRemottyのバーチャルオフィス画面を見せていただいたところ、全員の顔は見えているけれど不思議と圧迫感は感じなかったり、各自の集中を妨げずに上手に見流すこともできる雑談の仕組みなど、こまやかなデザインの妙を感じました。

また、社長である倉貫さんが心の底から雑談を大事だと認識して実践しているあたりに、コミュニケーションが活性化されている大事なキーがあるように感じました。

話の中で繰り返し出てきたキーワードに「その問題はリモートだから起きているのではなく、リモートでなくても発生する別の原因の問題である」という話がありました。問題の本質はリモート云々ではなく、コミュニケーションのあり方なのですね。

今回たくさんのヒントを頂くことができたので、それらを糧にしてmmjに合うコミュニケーションのあり方を模索していきたいと思います!
倉貫さま、ありがとうございました。

2018年07月02日

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