入退室管理システム【スマホでの電気錠開閉を一括管理】

Outline

システム概要

システム概要
校舎内での学生や教職員の出入りを一括管理

大学、専門学校、学習塾向けの入退室管理システムは、学生や教職員の安全を確保し、施設の管理効率を向上させることを目的としています。近年、セキュリティの強化やデータの集約化が求められる中で、多くの学校が導入を進めています。

弊社では錠穴に差し込む物理的な鍵ではなく、スマートフォンのアプリで施設内の部屋のドアを開閉できるようにするキーレスシステムを開発しました。Webの管理画面で、部屋の開閉に関する条件設定と、各部屋の現在の解錠状態・開閉履歴の確認ができます。

Benefit

導入効果・解決できる課題

  • 大学、専門学校、学習塾など、部屋数が多い施設でのセキュリティ対策強化。
  • 物理鍵の煩わしい管理を効率化。鍵の受け渡し不要。非対面で鍵を管理できる。
  • 部屋の状況確認を省力化。全部屋の状況が一覧で確認できる。
  • 部屋ごとの開閉履歴が自動的に記録され、いつでも確認できる。
Issues

こんな課題はありませんか?

校舎や施設内の部屋の不正入室防止対策や、煩雑な鍵の管理業務でお困りではありませんか?入退室管理システムを導入すれば、学生や教職員が所持しているスマートフォンで鍵の開閉ができ、物理的な鍵の管理業務と受け渡しが不要に。

管理画面で全部屋の現在の解錠状態、利用中の部屋、閉め忘れている部屋がないかを一覧で確認できるので、部屋の管理業務を大幅に効率化できます。

部屋ごとに開閉できる利用者を教員、職員、学生といったグループに分けて、各グループが開閉可能な部屋を設定できるので、例えば、学生が入れないようにしたい部屋は、学生が鍵を開けられないようにして不正侵入を防止。

各自のスマートフォンからリクエストされた開閉操作は自動的にサーバーに記録され、いつ誰がどの部屋を開閉したのかすぐに調査できるので、セキュリティ対策としても役立ちます。

Merit

導入メリット

鍵の発行・管理業務の効率化

手動での出入り管理に比べて作業量が減り、管理業務の効率が向上。特に大規模なキャンパスや施設では、これが大きな利点。

物理的な鍵がいらなくなる。鍵の大量発行、複製が不要

管理画面でアカウントを設定し、各自のスマホにアプリを入れれば、すぐに鍵として使えるので、対面での鍵の受け渡しが不要

アクセス管理の効率化

特定の場所へのアクセス権を制限し、必要な人物のみが特定の施設やリソースを利用できるように管理できる。

どの部屋が開いていて、閉まっているのか、管理画面で部屋の解錠状態を一括管理できる。

セキュリティ強化

認証が必要なため、不正アクセスや盗難のリスクを低減。

権限グループ(教員、職員、学生など)ごとに、開けられる部屋を変えられる

1人ずつアカウントが割り振られているため、開閉履歴を記録できる。(いつ誰がどの部屋を開けたのかが分かる)

トラブルが発生した場合、履歴を確認して、開閉時刻、人物を特定できる。

データの収集と分析

入退室のデータが記録されるため、学生や教職員の出入りの履歴を簡単に把握でき、必要に応じて分析やレポート作成に活用できる。

System guide

システム説明

システム説明

システム詳細

  • 電気錠が導入されている部屋のみ制御可能です。
  • スマホから開錠リクエストを送ると、サーバーが対象の部屋につながったプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を特定。そのPLCに対して「対象の部屋を開ける指示」を出すことで、対象の部屋の鍵が開く仕組みです。
    ※PLC⇒リレー回路の代替装置として開発された制御装置のこと。
    【参考解説リンク】インテル株式会社「プログラマブル・ロジック・コントローラーの概要」
  • 1つのPLCで30部屋程度を制御可能です。

補足説明

  • スマホの画面上で開閉する部屋を一覧から探して操作します。
    ※「よく利用する部屋」はお気に入りに登録しておき、お気に入りの一覧から操作できます。
  • 開閉までに若干タイムラグが発生します。(スマホで操作後、1秒ぐらいかかります。)
  • スマホが充電切れの時は、部屋の外から鍵を開けられません。
    ※部屋の中からは開けられます。
  • 部屋のドアに電気錠が設置されていない場合、設置工事が必要です。
Function

機能

管理者用Web管理画面

★開閉状態一覧表示

  • 全ての部屋の解錠状態を一覧で表示。

権限設定機能

  • 管理画面で権限の付与や削除が簡単にできます。
  • 部屋ごとに開閉の条件を設定・変更可能
  • 学生、職員、教員などの権限グループごとに、開閉できる部屋を設定可能

鍵開閉条件設定

  • 部屋ごとに一時開錠、連続開錠を設定可能

①一時開錠⇒スマホで鍵を開けた後、しばらくたったら自動的に施錠。

②連続開錠⇒スマホで鍵を開けたら、開けたままにする。閉める時はスマホで施錠。

スマホ用アプリ

部屋一覧・検索機能

  • 各自の権限で開閉可能な部屋を一覧表示。
  • 部屋名を入力して検索できる。

鍵開閉機能

  • 対象の部屋の解錠ボタンを押すとドアが開く。
  • 対象の部屋の施錠ボタンを押すとドアが閉まる。

お気に入り機能

  • よく利用する部屋を「お気に入り」に登録できる。
Introduction example

導入事例

東京音楽大学 中目黒キャンパス様

概要

キャンパス内の全ての教室、練習室(自習用)、レッスン室、会議室の鍵開閉を一括管理。既に設置済みだった電気錠に対して、本システムを通じて指示を出し、開錠・施錠ができるようにしました

職員用の管理画面で部屋ごとに鍵の開閉権限・条件を細かく設定でき、利用者は、自分のスマートフォンに入れたアプリで部屋の鍵を開閉できます。

導入の経緯・背景

  • キャンパス内の各部屋への不正侵入対策を強化する必要があった。
  • 鍵の大量発行や紛失対応等、管理業務が煩雑だったため、業務を効率化したかった。

課題とご依頼内容

  • 部外者が勝手に入室するのを防ぎたい。
  • 各部屋の開閉履歴を自動的に記録したい。
  • 特定の部屋に出入りできる人を制限したい。
  • 鍵管理業務を省力化・効率化したい。
  • スマートフォンからの遠隔操作で部屋の開閉ができるようにしたい。

画面イメージ

管理者用画面

解錠状態の管理画面
【解錠状態の管理画面】
管理している部屋一覧に対して、画面を開いた時点での解錠状態が表示されます。
権限グループの管理画面
【権限グループの管理画面】
ここで定義した権限グループを部屋に割り当てるとそのグループに所属している人が開閉できるようになります。
スマホで鍵の解錠をする画面
【スマホで鍵の解錠をする画面】
Point

システム導入のポイント

1. ニーズの明確化

導入の目的や必要な機能を明確にし、それに合ったシステムを選定することが重要です。

2. セキュリティ対策の強化

システムのセキュリティ対策が十分であることを確認し、データ漏洩や不正アクセスへの備えを整えることが必要です。

3. 利便性とプライバシーのバランス

利便性とプライバシー保護のバランスを取りながら、利用者にとって使いやすいシステムを選定することが望ましいです。

Server

サーバー環境

Linux OSの専用サーバーをAWS上に構築し、VPN経由で施設内に設置したPLCに接続する構成を推奨。

オンプレミス型での運用や、その他の環境をご希望の場合は調査が必要なため、別途ご相談になります。

Project outline

プロジェクト概要

制作期間 3ヶ月~
費用イメージ
  • 基本料 300万~
    ※サーバーセットアップ、PLC導入、アプリ導入
    ※電気錠がある前提
  • PLC代 約10万円/1台
    ※1台で30部屋程度の制御が可能
Consultation

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学校ごとのニーズに合わせて実際に事務作業を効率化してきた知見を活かし、業務を効率化できるソリューションをご提案させて頂きます。

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