GA4で(direct)流入数が多い?設定ミスを疑うべき5つの原因

GA4のレポートを確認して、「(direct)」という流入が全体の40~60%を超えていたら要注意。
本来、ダイレクト流入とは「お気に入り(ブックマーク)」や「URLの直接入力」を指しますが、半分以上のユーザーがわざわざURLを打ち込んで来るとは考えにくいものです。
つまり、本当は広告やSNSから来たのに、設定ミスで「どこから来たか分からない人」に化けてしまっている可能性が高いのです。
この記事では、初心者がハマりやすい「5つの技術的要因」を分かりやすく解説します。
目次
原因1:外部サービスとの「行ったり来たり」
★クロスドメイン設定の不備
予約システムや決済画面などで、自社サイトとは別のドメイン(URLの「example.com」の部分)のページに移動することがあります。この時、特別な設定をしないと、GA4は「一度サイトから出て、また別人が戻ってきた」と勘違いしてしまいます。
- 申し込みボタンを押した後に、URLがガラッと変わる外部サービスを使っていませんか?
- GA4の「クロスドメイン設定」に外部サービスのドメインを登録し、「参照元除外リスト」を設定しましょう。
原因2:プログラムによる「強制的なページ切り替え」
★JavaScriptリダイレクト
「○秒後に自動で移動します」といったプログラムによるページ切り替えは、その瞬間に「どこから来たか」という情報が捨てられてしまうことがあります。
- ページを開いた瞬間に、別のURLへ勝手に飛ばされるような箇所はありませんか?
- 可能な限り、サーバー側で自動転送する設定(301リダイレクト)を専門の担当者に依頼してください。
原因3:最新技術を使った「動くサイト」の落とし穴
★SPAサイトのページ遷移
最近増えている、画面がパッと切り替わる「SPA」という技術を使ったサイトでは、ページが切り替わっても「再読み込み」が行われません。そのため、GA4が「今、ページが切り替わった」と気づけないことがあります。
- ページを移動してもブラウザの「更新ボタン」が回らない、挙動がスムーズなサイトではありませんか?
- Googleタグマネージャー(GTM)を使い、「履歴の変更」をキャッチして計測する設定を行いましょう。
原因4:ブラウザ以外からのアクセス
★アプリ、PDF、QRコードなどからの流入
LINE、Twitter、Instagramなどのアプリ内でリンクを開いた際や、PDF資料のリンク、チラシのQRコードなどは、そもそも「どこから来たか」という情報をブラウザが持っていません。
- メルマガや公式LINE、チラシなどからの流入を「そのまま」計測していませんか?
- 「UTMパラメータ(計測用タグ)」をURLの末尾に必ず付けましょう。
(例:URLの最後に「?utm_source=line」などと付け足します)
原因5:暗号化されていないページへの「格下げ」
★httpsからhttpへのダウングレード
現在のWebサイトは、情報の安全を守るために「https(暗号化)」という仕組みが使われています。しかし、リンク先が古い「http(非暗号化)」のままだったりすると、ブラウザが「安全のために、どこから来たかの情報は渡さない!」と情報を遮断してしまいます。
- 広告のリンク先やメルマガのURLが「http://」(sがない)になっていませんか?
- サイト全体を「https://」に統一し、古いURLへアクセスしても自動で「https://」へ転送される設定(常時SSL化)をサーバーで行ってください。
確認方法:自社の数値は「異常」か?

GA4の「レポート」>「集客」>「トラフィック獲得」を開き、表の左上の項目を「セッションの参照元/メディア」に変更してください。
| 40%以上が「(direct) / (none)」 | 黄色信号 | 高確率で上記5つのいずれかの設定ミスが発生しています。 |
|---|---|---|
| 特定のコンバージョン(購入など)だけ「(direct)」が多い | 赤信号 | 決済サービスや予約フォームの「クロスドメイン設定」が漏れている可能性が高いです。 |
GA4スコア無料診断で「設定の健康診断」を
ダイレクト流入の問題は、原因が複数絡み合っていることが多く、初心者の方が自力で原因を特定するのは非常に困難です。
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この記事を書いた人
2026年04月24日
記事のカテゴリ:Googleアナリティクス4








