GA4で(direct)流入数が多い?設定ミスを疑うべき5つの原因

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WEBマーケター 井上
2026年04月24日

GA4のdirectのデータ表示例

GA4のレポートを確認して、「(direct)」という流入が全体の40~60%を超えていたら要注意

本来、ダイレクト流入とは「お気に入り(ブックマーク)」や「URLの直接入力」を指しますが、半分以上のユーザーがわざわざURLを打ち込んで来るとは考えにくいものです。

つまり、本当は広告やSNSから来たのに、設定ミスで「どこから来たか分からない人」に化けてしまっている可能性が高いのです。

この記事では、初心者がハマりやすい「5つの技術的要因」を分かりやすく解説します。

原因1:外部サービスとの「行ったり来たり」

★クロスドメイン設定の不備

予約システムや決済画面などで、自社サイトとは別のドメイン(URLの「example.com」の部分)のページに移動することがあります。この時、特別な設定をしないと、GA4は「一度サイトから出て、また別人が戻ってきた」と勘違いしてしまいます。

  • 申し込みボタンを押した後に、URLがガラッと変わる外部サービスを使っていませんか?

影響 ⇒「広告から来た」という情報が、外部サイトへ行った瞬間に消えてしまいます。

対策

  • GA4の「クロスドメイン設定」に外部サービスのドメインを登録し、「参照元除外リスト」を設定しましょう。

原因2:プログラムによる「強制的なページ切り替え」

★JavaScriptリダイレクト

「○秒後に自動で移動します」といったプログラムによるページ切り替えは、その瞬間に「どこから来たか」という情報が捨てられてしまうことがあります。

  • ページを開いた瞬間に、別のURLへ勝手に飛ばされるような箇所はありませんか?

影響 ⇒外部から来た履歴がリセットされ、着地したページでは「不明(direct)」になります。

対策

  • 可能な限り、サーバー側で自動転送する設定(301リダイレクト)を専門の担当者に依頼してください。

原因3:最新技術を使った「動くサイト」の落とし穴

★SPAサイトのページ遷移

最近増えている、画面がパッと切り替わる「SPA」という技術を使ったサイトでは、ページが切り替わっても「再読み込み」が行われません。そのため、GA4が「今、ページが切り替わった」と気づけないことがあります。

  • ページを移動してもブラウザの「更新ボタン」が回らない、挙動がスムーズなサイトではありませんか?

影響 ⇒サイト内を移動している途中で計測が途切れたり、2ページ目以降が「不明(direct)」になったりします。

対策

  • Googleタグマネージャー(GTM)を使い、「履歴の変更」をキャッチして計測する設定を行いましょう。

原因4:ブラウザ以外からのアクセス

★アプリ、PDF、QRコードなどからの流入

LINE、Twitter、Instagramなどのアプリ内でリンクを開いた際や、PDF資料のリンク、チラシのQRコードなどは、そもそも「どこから来たか」という情報をブラウザが持っていません。

  • メルマガや公式LINE、チラシなどからの流入を「そのまま」計測していませんか?

影響 ⇒どんなに反響があっても、GA4上ではすべて「不明(direct)」に埋もれてしまいます。

対策

  • 「UTMパラメータ(計測用タグ)」をURLの末尾に必ず付けましょう
    (例:URLの最後に「?utm_source=line」などと付け足します)

原因5:暗号化されていないページへの「格下げ」

★httpsからhttpへのダウングレード

現在のWebサイトは、情報の安全を守るために「https(暗号化)」という仕組みが使われています。しかし、リンク先が古い「http(非暗号化)」のままだったりすると、ブラウザが「安全のために、どこから来たかの情報は渡さない!」と情報を遮断してしまいます。

  • 広告のリンク先やメルマガのURLが「http://」(sがない)になっていませんか?

影響 ⇒広告や外部サイトからの流入が、すべて「どこから来たか不明(direct)」になります。

対策

  • サイト全体を「https://」に統一し、古いURLへアクセスしても自動で「https://」へ転送される設定(常時SSL化)をサーバーで行ってください。

確認方法:自社の数値は「異常」か?

GA4のセッションの参照元例

GA4の「レポート」>「集客」>「トラフィック獲得」を開き、表の左上の項目を「セッションの参照元/メディア」に変更してください。

40%以上が「(direct) / (none)」黄色信号高確率で上記5つのいずれかの設定ミスが発生しています。
特定のコンバージョン(購入など)だけ「(direct)」が多い赤信号決済サービスや予約フォームの「クロスドメイン設定」が漏れている可能性が高いです。

GA4スコア無料診断で「設定の健康診断」を

ダイレクト流入の問題は、原因が複数絡み合っていることが多く、初心者の方が自力で原因を特定するのは非常に困難です。

弊社の「GA4スコア無料診断」では、10問の簡単な質問に答えるだけで、クロスドメインや参照元除外の設定状況をセルフチェックできます。まずはチェックから始めてみてください。

この記事を書いた人

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WEBマーケター 井上

横浜市在住のWEBマーケター。前職は不動産管理会社のWeb担当。お客様の気持ちをつかむコンテンツ設計や集客全般を担う。SEO対策とUI/UXの改善を組み合わせたCV数増加施策が得意分野。

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2026年04月24日

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