Webシステム開発理念・仕事の進め方

メディアマックスジャパンのシステム開発理念と仕事の進め方をご紹介します。お客様にとって真に役立つ理想的な物を作り上げるために、クレドに基づいた姿勢で仕事を進めていきます。徹底したヒアリングでご要望を正確に把握し、コンピュータのプロとして最適な技術選択をお約束します。

クレド

1.「便利だ」と実感して頂ける物を作る

弊社の開発は、「お客様の役に立っているか?」という想いが、全ての起点となっています。システムは「手段」でしかありません。

売り上げを伸ばしたり、業務を効率化したり、今まで不可能だったことを実現して初めて、投資が価値をもたらしたと言えます。

私達は開発だけが自分達の仕事だとは考えていません。最高のレストランが、その料理を通して家族や友人との楽しい思い出に残る時間を演出してくれる様に、お客様に、納品物が「役に立っている」「便利だ」と実感して頂くことを目指しています

お客様から満足の声を頂けた時、私達もまた、良い仕事ができたと喜びを感じることができます。あくまで主体はお客様です。弊社はITの強みを最大限活かして、業務の効率化や新しい価値の提供をお手伝いさせて頂きます。それが弊社のミッションです。

2.作る前に聞いてから考え抜く

プログラムは、料理の様に「誰もが何となくイメージできる物」ではない「形を持たない物」だけに、人が作る物の中で一番想像することが難しい、と言っても過言ではないでしょう。

だからこそ私達は、ヒアリングのフェーズを最も重要なプロセスだと位置付けています。お客様の課題や導入目的を詳しく伺った上で、「課題を解決する最適解は何か?」「どんなゴールを達成するか?」を、お客様と一緒に考え抜きます

とあるお客様の案件管理システムで、「案件の詳細情報を印刷したい」というご要望がありました。何のために印刷が必要なのかお伺いしたところ、「手元に印刷した紙を置いて、メモできるようにしたい」とのことでした。

確かに紙なら、電話でお問合せを受けた時に、片手で簡単にメモすることができます。ですが、印刷した紙に書いたメモは、メモを書いた担当者しか知り得ない情報になってしまいます。紙で情報を管理するという従来のやり方を引きずったままでは、全員がオンラインで情報を共有できるというクラウドの強みが失われてしまいます。

私達はこのご要望に対して、それではシステムを導入する意味がなくなることをご説明し、代案として案件ごとに自由にメモを追記できる機能をご提案させて頂きました。また、電話の対応をしている時も両手が空くようにヘッドセットのご利用をお勧めし、必要なメモをキーボードで入力できる運用体制を取って頂きました。

その結果、担当者に確認するしかなかった案件情報が、「誰でも手元のPCから最新の状態で確認できるようになり、誰でも問合せに対応できるようになった」と、ご満足頂いております。

3.コンピュータのプロとして最適な技術を選択

クラウドサービスやスマホアプリ、ディープラーニング、VRなど、新しい技術が次々に生まれていますが、今のプログラミング言語もインターネットも、60年以上の歴史を持つコンピュータの基礎理論の上に構築されています。技術の力を発揮するには、コンピュータが得意なことを最大限活用する必要があります。

つまり、コンピュータの基礎理論の理解さえあれば、新しい技術がどういう経緯で生まれたのか、どういった特長や弱点を持っているのかを理解し、どのように活用できるのかを判断することができるのです。

弊社は、京都大学情報学研究科出身のエンジニアを中心にした、コンピュータサイエンスを基盤に持つ本当のプロフェッショナル集団です。技術の変化に追随し、あらゆる選択肢を吟味した上で、その時点での最適な技術選択をお約束します。

4.複雑な業務をロジカルシンキングで分かりやすく整理

弊社では、エンジニアの基礎スキルとしてロジカルシンキングを重視しています。ロジカルシンキングとは、物事を筋道立てて整理する思考のことです。

業務に合わせたシステムを作るためには、業務を正確に理解する必要があります。「注文日」等の同じ言葉が違う部署で違う意味で使われていたり、逆に、同じ概念が「受注」や「案件」のように別の言葉で表現されてしまうこともあります。

認識を合わせるための用語集や、利用者・外部システムとの関連性、扱うデータの関係性、複雑な条件に依存する計算ルール等、 構成する多数の要素を、様々な視点でビジュアル化することで、お客様と共通の理解ができるよう心がけています。

5.御社の業務の言葉をそのままシステムの言葉にする

システムは御社の業務を効率化するために存在します。主役はあくまで御社の業務です。旧来の業務システムでは、データやプログラムの形に合わせた汎用的な画面が設計されていました。

そのため、例えば発送という業務のために、操作手順を覚える必要がありました。一覧画面から発送したい注文を検索。注文編集画面を開き、発送に必要なデータ項目を追記して保存する、といったシステムに合わせた手順です。もし、御社の業務が発生するタイミングや、必要な業務内容の単位で画面が構成されていればどうでしょうか。

在庫・入金の確認が取れた注文が通知され、発送指示画面を開き、発送元倉庫や希望配送日を指定して発送指示を出す、といった形で、業務と一対一に対応するようなっていれば、業務の言葉がそのままシステムの言葉になるのです。

仕事の進め方

ヒアリング重視

技術者が直接打ち合わせ

納品は改善の始まり

ヒアリング重視

ご要望を正確に把握することからスタート

まず、お客様が現在どういったアプリケーションをお使いで、どのような課題があり、どんなことを実現されたいのか等、徹底したヒアリングをおこないます。ご検討中のシステムの目的と、導入によって期待されている効果について正確に把握することからプロジェクトが始まります。

最初からシステムについて考えてしまうと、ついつい画面やデータなど、細かな点にばかり目が行きがちです。あくまでシステムは、御社の目的を達成するための手段でしかありません。ぜひともゴールを共有させてください。ゴールを理解することで初めて、その実現に向けたご提案ができると考えています。

お客様の業務上の課題や、「何ができたら良いのか」は、お客様ご自身が一番よくお分かりだと思いますので、私達はお客様からヒアリングした内容を元に、専門家の視点で最も適切な物をご提案させて頂きます。お客様と共にじっくり考えながら、最適解を求めて設計・開発を進めていきます。

ワンチームで目標に向かう

私達は、お客様にもチームの一員としてプロジェクトに参加して頂き、成果物のあるべき姿を一緒に考えていく体制を理想としています。お客様がナビゲーターとして目的地を指し示して頂くことで、私達はそのゴールに向かって進むことができるのです。

弊社が作りやすい物を勝手に作るのではなく、お客様と1つのチームで「理想的な物を構築するという共通の目標」に向かって前進するのが弊社の方針です。

もちろん、日常の業務でお忙しい中、新システム導入後の理想像を考えるご負担は重々承知しています。私達は開発のプロとして、業務に関する複雑な情報を整理したり、代替案をご提案する等、精一杯お手伝いさせて頂きます。

画面モックアップで事前に具体的なイメージを確認

どれだけ分かりやすく整理したとしても、システム自体は形がない物なので、導入後にどのように業務を進めていくのかを想像することは非常に難しいものです。

弊社では、事前にできるだけ具体的な導入後のイメージをつかんで頂くため、早い段階で最終形に近い形の画面サンプルをご用意します。

どんな画面でどんな操作をするのかを確認して頂き、フィードバックして頂いた内容を元に修正を加えながら、納品物に求められる要件を詰めていくプロセスを取っており、「こんなはずじゃなかった」という事態にならないよう配慮しています。

技術者が直接打ち合わせ

エンジニアとオンラインでミーティングできます

弊社では、いわゆるセールスマンではなく、実際に開発をおこなうエンジニアが直接お客様とオンラインで打ち合わせをしながら設計を進めていきます。これは業務分担が徹底している大企業ではなかなか実現しないやり方です。

営業マンなどの技術者以外の担当者が間に入った間接的なコミュニケーションではなく、肝となるプログラムを作るエンジニアと直接お話し頂けますので、「実現すべきこと」のイメージの食い違いを無くすことができます。

打ち合わせは基本的にZoom等のオンラインミーティングツールで実施させて頂きます。ミーティングは気軽に設定して頂けますので、こまめにオンラインで打ち合わせをしながら、ご希望に合う物を作っていきましょう。

デモ体験できます

オンラインで、弊社のWebシステムのデモ体験も承っています。実際の画面や機能を体感できますので、ご希望の場合はお気軽にお申し付けください。

納品は改善の始まり

使い始めてからが真のスタート

ご希望に合った物を納品させて頂くのはもちろんですが、たとえどれだけ考え抜いても、使ってみて初めて気付くことも多々あります。納品は終わりではありません。システムの導入はゴールではなくスタートです。

実際に使ってみて得られた気付きをフィードバックして頂き、素早く改善を重ねて、御社環境の変化に合わせて進化させていくことが大切です。「もっと使いやすくするために、ここをこう変えたい」というご要望をふまえて迅速に改善を重ね、より使いやすい物に改良してきた点について、長年お付き合い頂いている大学様や企業様には大変ご好評をいただいております。

運用保守・改善までトータルサポート

私達の納品物がずっと御社のお役に立ち続けることができるよう、運用が始まってからもお客様と共に歩み、長期的な安定稼働と有効活用をサポートしていきたいと考えています。

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